事務手数料や保険料って? ②

こんにちは、広報の福島です。
 


今日は、昨日ご紹介した

「事務手数料・保険料」に関しての続きです(o^―^o)
資金②.png
   

さて、手数料には「事務手数料」「保証料」があります。
 

その為、諸費用を先日ご紹介した「事務手数料」だけで選ぶと

返済負担が大きくなってしまいます。
 

というのも...
 

ネット銀行の場合

➡事務手数料:5万円~融資額の2.1%

 保証料:無料。

大手都市銀行の場合

➡事務手数料:3万円

 保証料:金利を0.2%上乗せ(約50万円~150万円ほど)

特に保証料の負担は、「金利0.2%上乗せ」

と、一見安そうに見えますが、返済までにかかる費用が

100万円を超えることも多いため、注意が必要なのです。
 

諸費用だけを考えればネット銀行の方がお得と言えます。

 

■負担の大きいローン保証料

諸費用のなかでもっとも負担の大きいローン保証料!!
 

ローンを返済できなくなったときに備えて

ローン保証会社に支払うお金がローン保証料です。
 
 

ローン保証料の支払い方法には、

大きく分けて一括前払い型と利息組み込み型の2つがあります。
 

一括前払い型

ローン契約時に保証料をまとめて支払う方法

利息組み込み型

ローン保証料をローンの金利に組み込んで支払う方法
 

返済期間中、0.2%程度を金利に上乗せして払います。
 

利息組み込み型は、一時金がかからないのがいいところですが、

一括前払い型に比べて総返済額が多くなってしまうのが難点です。
 

結果として...
 

「金利の低い住宅ローンを選んだのに

保証料が利息組み込み型で0.2%ということは...

保証料が無料のところの方が実質の金利は低くなっていた(+o+)」
 

ということも少なくないようです。

 

■ネット銀行の住宅ローンは保証料が無料の場合が多い。
 
 

ローン保証料の金額は、金融機関がどこの保証会社を利用しているか、

そして、融資額、返済年数、返済方式などによって変わります。
 

また、一部には保証料無料のローンもあります!
 

ネット銀行の場合は

保証料が無料の場合が多いため、人気があります。

 

また、この保証に関してひとつ気を付けておきたいポイントが!
 

万が一、ローンの返済ができなくなったときには

ローン契約者に代わって、保証会社が残債を支払ってくれます。
 

しかし、返済が免除されるわけではありません。
 

ローン保証会社は残債を一括返済した後、

ローン契約者のもとに資金を回収しにきます。
 

ここでお金が用意できなければ、

住宅を競売や任意売却など処分して、返済を求められます。
 

つまり、ローン保証料は「ローン契約者」のためというよりは

金融機関が、資金回収のリスクを負わないために

支払っているものなんです。
 

その保証料をローン契約者が負担しているというわけです。
 

万が一の話ですが、しっかり覚えておきたいですね

PageTop