耐震・制震・免振

こんにちは、広報の福島です。

さて、「安心な家」に欠かせないのが
地震対策ですね♪

そこで今回は、耐震・制震・免振の違いについて
ご紹介します(o^―^o)
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■耐震構造:建物の堅さと強さで地震に抵抗する構造

・地震の規模によっては、柱・梁・壁(主架構)に損傷を生じる。

・大地震の時には建物全体にわたり損傷の程度を調査し
 可能な限り修復を行うことになる。

・建物の揺れは、他の構造に比べて大きくなる。

・グレードに応じた経済的なコスト設定が可能。

・コストを抑えるには、バランスよく壁などを配置することが重要!

■制振構造:建物内に配置したダンパーで、地震エネルギーを吸収

・ダンパーが地震エネルギーを吸収し
 建物重量を支える主架構の損傷を抑える。
 大地震に主架構の損傷を、ゼロにすることも可能。

・大地震後にも基本的にダンパーの交換は不要。
 性能が低下したことがわかった場合は
 補修・交換することで、地震前の状況に戻すことが可能。

・耐震構造に比べ...
 風揺れや地震時の揺れを小さく抑えることができる。

・耐震構造に比べ...
 ダンパーの効果により建物の層間変形は小さくなる。

・建設費に占めるダンパー費用の比率は小さく
 経済的に高い耐震性能が得られる。

・ダンパーを適切に配置できる平面計画が重要。


■免震構造:アイソレータで浮かせ、ダンパーで地震エネルギーを吸収

・免震層のダンパーで地震エネルギーを吸収し
 建物に損傷を与えない。

・大地震後にも基本的にダンパーの交換は不要。

・耐震・制振構造に比べ、建物の揺れは小さくなる!

・免震層は数十㎝の変形に追随することが必要ですが
 駐車場等に利用可能。

・耐震・制振構造に比べ、建物の層間変形は小さくなる。

・初期設定費はやや高め...
 高い耐震グレードを達成するには他の構造より経済的。

・自由度の高い建築計画が可能。


いかがでしたか?