中庭を作るには?

こんにちは、広報の福島です。
 
 
 
今日は、「中庭」についてのご紹介です(o^―^o)
 
 
中庭のある家_2F-0812 内観 LDK-7.jpg
(Standard Sシリーズ:中庭のある家)

 
 
「中庭」と聞くと、何だかおしゃれな感じがしますね🏡✨
   
  
  
ですが中庭は

その土地で懸念される問題点を解決するための手段として

造られている場合もあります。
 
 
 
例えば、周囲が家に囲まれていたり、

敷地の南に家が建っていたりする場合・・・

窓をつくったとしても、

その窓から期待通りの光を採ることが出来ません。
  
  
  
そのような場合は、しっかりと家全体に光を届けるために

近隣の家から窓までの距離を、

充分にあけておく必要があります。
  
  
  
そして、その選択肢の1つが「中庭」です。
 
 
 
とはいえ、「中庭」をつくるとなれば、

どうしても建築コストが割高になってしまいます💦
 
 
 
なぜ、家のコストが高くなってしまうのかと言うと・・・
 
 
 
「中庭」をつくれば、

壁の面積が増えてしまうことになるからです!
 
 
 
つまり、外壁工事にかかる費用や内装工事にかかる費用、

そして断熱工事にかかる費用などのコストが増えてしまうため、

その分建築コストがアップしてしまうということです。
 
 
 
また、壁の面積が増えるということは、

それに伴って基礎工事の面積も増えることにもなるため、

同時に基礎工事の費用までもアップしてしまいます。
 
 
 
これらの理由から、

「中庭」がある家は通常コストが割高になってしまうわけです。
 
 
 
では、そんな「中庭」を作りたい時には

どこのコストを抑えると良いのでしょうか?
 
 
  
 
 
家の品質を落とさずに建築コストを抑える工夫
 
  
  
まず、2つの工夫が必要になります。
  
  
  
工夫1:必要以上に部屋を大きくしない
 
 
 
まず1つ目の工夫が、

必要以上に部屋を大きくしないということです。
 
 
 
例えば、寝室にどれくらいの広さを求められるでしょうか?
 
 
 
10帖でしょうか?

あるいは8帖でしょうか?

あるいは6帖でしょうか?
 
 
 
もし、寝室はただ寝るだけのスペースだなとお考えで

かつ、寝室にはベッドぐらいしか置かないのであれば、

置かれるベッドのサイズや個数によっても違いますが、

多くの場合、6帖もあれば充分だったりします。
 
 
  
(6帖あれば、ダブルベッドを2台並べて置くことが出来ます)
 
 
 
となると、10帖をつくるよりも

4帖ものスペースをカット出来ることになるのですが、

その結果、100万円〜120万円ものコストがカット出来ます。
 
 
 
工夫2:やみくもに部屋を多くつくらない
 
 
 
そして、2つ目の工夫は、

やみくもに部屋を多くつくらないということです。
 
 
 
例えば、もしものために和室を作りたい

という方もいらっしゃいます。
 
 
 
ですが・・・
 
 
 
頻繁に泊り客がくる

子どもの遊べるスペースがどうしても欲しい

和室はゆずれない!
 
 
 
という場合を除けば

それほど優先順位が高くなかったりします。
 
 
 
この和室をつくるために

家の面積が6帖分増えるとしたら、

それだけで150万円〜180万円建築コストが増えることになります。
 
 
 
でも、それをつくったとしても、

一体どれだけの頻度でその部屋を利用するでしょうか?
 
 
 
 
気づいたら空き部屋状態💦
 
 
 
を避けるためにも

よく考えてみる必要がありそうですね。
 
 
 
 
家をコンパクトにする方が合理的
 
 
この2つのコトを意識していただきつつ、

「家づくり」をしていただければ、

必然的に家がコンパクトになります。
 
 
 
そして、その結果、

家のコストを大幅にカットすることが出来るようになり、

コストが上がる要因となる「中庭」をつくったとしても、

決して驚くような金額にはなりません。
 
 
 
また、家をコンパクトにすれば、

必然的に光熱費もカット出来るようにもなります。
 
 
 
あるいは、最小限の光熱費で、

家全体を温度差のない快適な空間にすることが出来ます。
 
 
 
合理的で暮らしやすくオシャレな家を造りたいですね😊

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