登記って? ②

こんにちは、広報の福島です。


さて、今回は昨日の続きです(o^―^o)
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★地目変更登記について...

昨日ご紹介した地目変更登記ですが

中止しなければならないことがあります(>_<)


もし地目変更しようとしている土地の地域が

農業振興地域に該当している場合


地目変更登記申請よりも前に

その除外の申請をしなければなりません!

通称、農振除外の申請と呼ばれるものです。

申請先は、通常、地域の役所内の農林課(農政係り)となります。

ただ、役所によっては農林水産課という名称の場合もあるようです。

通常この農振除外の申請をして農業振興地域から

除外されていなければ、農地転用届や農地転用許可などの

手続きも進みません。

この農振除外の申請の役所側の受付や審査については、

だいたい年数回と決まっていますので、タイミングが悪ければ

数か月先の受付になってしまうこともあります(+o+)

そして、役所によっても異なりますが、

農振除外申請が受付されてから手続き完了までは、

だいたい半年~8か月くらいはかかるようです。

つまり、申請するタイミングが悪ければ、農振除外の完了までに

1年前後かかってしまうこともありえるということです(;^ω^)

⑥ 建物滅失登記

現在住んでいる家を取り壊して家を建てたり、

古い建物を取り壊してその土地に家を建てるという場合は

取り壊す建物の滅失登記をしなければなりません。

この滅失登記も、取り壊してから1カ月以内に行わないと

10万円以下の過料となっていますので、注意が必要です。

ただ、取り壊した建物が登記されていない場合は必要ありません。

★登記費用の目安

建物2000万円の新築、土地1000万円

2000万円の住宅ローンを借入の場合。

登記種類・・・登録免許税司法書士等への報酬
印紙税

・土地の所有権移転登記・・・15万円、4~5万円、なし

・建物の表題登記・・・なし、8~10万円、なし

・建物の所有権保存登記・・・16,800円、2万円、なし

・抵当権設定登記・・・2万円、5~10万円、なし

・住宅家屋証明・・・1,300円、1万円、なし

・不動産登記情報2通・・・なし、なし、794円

合計39~47万円となります。

ちなみに、ご両親の土地にご両親の名義のまま家を建てる場合

土地の所有権移転登記が必要ないので

その分登記費用もやすくなり、30万円前後となります。

そして、農地を買って宅地に転用した場合

登記に関わる費用も50万円前後となります。

因みに、この登記に関わる手続きは

自分で行うことで20万円ほど節約することができます。

しかし、法務局が平日しか開いていないこと、

必要書類をそろえることなど、注意が必要なこともあります。

「良く分からない!」

「行き詰ってしまった」

という方は、ご相談はお気軽にどうぞ

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