新築住宅ならこだわりたい、柱の種類の話

こんにちは、広報の福島です。
 
 
 
今週末は真夏のような暑さになるようなので

皆様、熱中症に気を付けてこまめに水分を取るようにしましょう😊
 
 
 

「自然素材の家を建てたい!」

「家族の健康を大切にしたい!」
 
 
 
ならば、自然素材住宅を選ばれると思います。
 
 
 
そして、自然素材と一緒によく出てくる「無垢材」というキーワード🌲
 
無垢材って何?という方も多いのではないでしょう?
 
 
 
 
そこで今回は、柱の種類についてご紹介します😊
 
 
IMG_5625.JPG
 
(雲南市K様邸)
 
 
 
🔶柱には、無垢材と集成材がある
 
 
柱には、無垢材集成材があります。
 
 
 
無垢材とは、合板や集成材ではなく、使用する形状で

丸太から切り出した木材のことです。
 
 
 
無垢には芯持ち材と芯去り材とがあり、

中心をとったものと、中心を避けたものがあります。
 
 
 
割れやひびなどが入りやすいのですが、天然木本来の風合いを持ち、

室内の湿度を調整する働きもあります✨
  
  
  
接着剤を用いてないこともメリットの1つです。
 
 
 
また、柱のひびが四方八方に広がるのを防ぐために

古くから施されてきた「背割り」という技法が使われているのは

無垢材ならではの処置です。
 
 
 
一方、集成材とは、厚さ25~50mmの木材の板を層状に接着して

ブロック材にしたものです。
  
  
  
任意の大きさにすることが可能で、アーチなど湾曲した形状にもできます。
  
  
  
節・割れなどがなく、乾燥済みのため
 
白アリにも強く、狂いも少ないのがメリットです。
 
 
 
 
🔶無垢材を使う際のポイント
  
  
無垢材は、天然素材ゆえに完全に乾かすのが難しいといわれます。
 
 
 
完全に乾いていないと、強度の面でも集成材に劣りますし、

白アリに対する心配も出てきます😥
   
  
  
しかし、特別な方法で完全に乾燥させた無垢材は、集成材よりも強く、

接着剤を用いていないので健康面でも安心できます✨
 
  
  
見せるための柱や梁にしたい、天然素材を使いたい、など、

無垢材を構造(柱)に用いるのであれば、質にも十分にこだわりたいですね。
 
 
 
 
🔶近年、集成材が普及した理由とは?
  
  
集成材の長所は、バラつきの少ない安定した強さと

品質を保証できるところです。
  
  
  
無垢材は変形して柱が歪んでしまい、

クロスに裂け目できてしまうことがあります。
  
  
  
それを防ぐために、内壁全体に胴縁を施工する必要があります。
  
  
  
昔は柱も歪むのは当たり前でしたが、

軽量鉄骨住宅の普及で、それが許されなくなってきたのです😥
  
  
  
集成材は歪みが相殺されるように張り合わされており、

また、強度低下となる欠点部分を取り除いています。
  
  
  
欠点は接着剤を用いているところですが、

最近は接着剤でもより安全なものが普及してきています。
  
  
  
接着剤の耐久性について問題視する意見もありますが、

集成材の柱がバラバラになって家が倒れた、

などという話は全く聞きません。
  
  
  
無垢にも集成材にもピンからキリまで様々なものがあるので、

一概にどちらがよいとは比較できない部分もありますが、

集成材は近年の建物の洋風化、大型化に従って、

様々なところで用いられているのです。
  
  
  
  
  
🔶まとめ
  
  
例えば、乾燥が不十分な質の悪い無垢の柱だと

扉の立て付けのトラブルが起こりやすいようです💦
 
 
 
集成材を梁などに用いると、見た目で無垢に劣ります。
 
 
 
接着剤の影響も気になります。
 
 
 
無垢材も、集成材も、よく乾燥させた質の良いものを適材適所で用いることで、

それぞれのよさがひきだされるのではないでしょうか😊

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