ヒートショック

こんにちは、広報の福島です。
 
 
 
先日、『結露』と『ペアガラス』についてご紹介しましたが

今回は、『ヒートショック』についてのお話です(o^―^o)
 
 
IMG_5618.JPG
 
(雲南市K様邸)
 
 
 
日本のほとんどの住宅は、

リビングと廊下や水回り部分を比べると

約6~10℃の温度差があります💦
 
 
 
ヒートショックとは...

そうした暖かい部屋から寒い部屋、またはその逆

というように、温度が急激に変化した際に

血圧や脈拍が上昇または下降して、

心臓や血管に大きな負担をかけることです。
   
  
  
ヒートショックが最も起きやすいのは

冬場のトイレや浴室と言われています。
 
 
 
浴室事故の70%は脳卒中などの循環器系障害によるもので、
 
 
 
ヒートショックにより亡くなる人 約17,000人/年
交通事故で亡くなる人    約3,900人/年
 
 
と言われており、

ヒートショックで亡くなる人は交通事故死者の約4倍です。
 
 
 
つまり、道路上よりも家の中のお風呂の方が

4倍も危険だということです。
 
 
 
住宅内で温度差が出やすい場所
 
 
 
住宅内で温度差が出やすい場所は以下の場所です。
 
 
 
脱衣所
洗面所
浴室
トイレ
廊下
玄関
 
 
特に、肌を露出する「お風呂」や「トイレ」

では注意が必要となります。
 
 
 
これらの場所を20℃程度の室温へと調整することで

血圧変動のリスクを軽減する事が出来るとされています。
 
 
 
ヒートショックを予防する2つの性能『断熱』と『気密』
 
 
 
様々な健康被害を引き出すヒートショックですが、

原因はどれも寒い家がもたらす「家の中の温度差🌡」です。
  
  
   
家の中の温度差が激しい家とは、

「断熱性能」と「気密性能」が悪い家のことです。
 
 
 
そうした住宅は家全体を暖めるために

非常に大きなエネルギーを消費します。
 
 
 
そのため、住人は節約の為にリビングだけを温めて

使われない部屋や廊下、浴室などは非常に寒い状態で放置されます。
 
 
 
こうして家の中で過度な温度差が生じ、

ヒートショックの起きる危険な環境が出来上がってしまうのです。
 
 
 
こうした危険を回避するために

住宅を選ぶうえでチェックしておきたいのが...
 
 
 
「断熱性能」「気密性能」の2つです。
 
 
 
高い断熱性と隙間のない高い施工精度を保つことで

ヒートショックの起こりにくい家を作ることができます。
 
 
 
家族全員がヒートショックを心配することなく、

健康で快適に過ごせる「本物の健康住宅」とも言えますね。
 
 
 
これからの寒い季節

しっかりと気を付けておきたいですね😊

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