知っておきたい「柱」の種類

こんにちは、広報の福島です。

アレックス創建がこだわる「本物の自然素材」の「木の家」!!

床板や天井板だけでなく、クローゼットの中にも
無垢材が使用されています♪

そこで今回は、「無垢材」と「集成材」について
ご紹介したいと思います(o^―^o)
IMG_2793.png

柱には、無垢材と集成材があります。

無垢材とは、丸太から切り出した木材のことです。

無垢には芯持ち材と芯去り材とがあり
中心をとったものと、中心を避けたものがあります。

割れやひびなどが入りやすいのですが
天然木本来の風合いを持ち、
室内の湿度を調整する働きもありますφ(..)メモメモ

接着剤を用いてないこともメリットの1つです!

また、無垢材の柱には、「割れ」があります。

これは、柱のひびが四方八方に広がるのを防ぐために
古くから施されてきた「背割り」という技法で、
無垢材ならではの処置です!!

一方、集成材とは...

厚さ25~50mmの木材の板を層状に接着して
ブロック材にしたものです。

任意の大きさにすることが可能で
アーチなど湾曲した形状にもできます。

節・割れなどがなく、乾燥済みのため
白アリにも強く、狂いも少ないのがメリットです。


:無垢材を使う際のポイント

無垢材は、天然素材ゆえに
完全に乾かすのが難しいといわれます((+_+))

完全に乾いていないと、強度の面でも集成材に劣り
白アリに対する心配も出てきます。

しかし、特別な方法で完全に乾燥させた無垢材は
集成材よりも強く、接着剤を用いていないので
健康面でも安心できます!(^^)!

「見せるための柱や梁にしたい」
「天然素材を使いたい」

など、無垢材を構造(柱)に用いるのであれば
質にも十分にこだわりたいですね(^_-)-☆


:近年、集成材が普及した理由とは?

集成材の長所は、バラつきの少ない安定した
強さと品質を保証できるところです。

無垢材は変形して柱が歪んでしまい、
クロスに裂け目できてしまうことがあります((+_+))

それを防ぐために、内壁全体に
胴縁(どうぶち)を施工する必要があります。

集成材は歪みが相殺されるように張り合わされており
また、強度低下となる欠点部分を取り除いています。

欠点は接着剤を用いているところですが
最近は接着剤でもより安全なものも普及してきているようです。

接着剤の耐久性について問題視する意見もありますが
集成材が普及して20年...

「集成材の柱がバラバラになって家が倒れた!」

という話は聞きません。

無垢にも集成材にもピンからキリまで様々あり
一概にどちらがよいとは比較できないのですが
集成材は近年の建物の洋風化、大型化に従って、
様々なところで用いられているのです。




無垢材も、集成材も、質の良いものを選ぶことが
大切です!!

また、それぞれのメリット・デメリットを理解し
使用する事で、「良さ」がひきだされ
快適な暮らしに繋がるではないでしょうか(^_-)-☆