終の棲家②

こんにちは、広報の福島です。

今日は、「終の棲家」を建てる際のポイント
の後半です(o^―^o)

玄関引き戸.jpg

④ 引き戸

扉を開閉する際、開き扉だと体を前後させる必要があります。

その点引き戸は、車椅子でも使いやすく
開いたままにしていても邪魔にならないメリットがあります。

上の写真の様に、玄関扉にも引き戸タイプがあり
玄関を広く使いたい、荷物の出し入れが多い場合にも
お勧めです。

また室内の扉の場合、気密性は下がってしまいますが
上から吊られているタイプの扉であれば
上部にしかレールがないので
床を完全にフラットにすることが出来ます。


⑤ 階段をスロープに

高齢者にとって、段差は転倒の危険があります。

そのため、出来るだけ段差は避けたいもの...

そのためには、「平屋」の住宅が便利です( ^ω^ )

どうしても段差が出来てしまう「玄関」は
手すりや「ベンチ」を設置できるようにしておくと
安全です。

また、玄関の外に階段が必要な場合は
「スロープ」にしておけば、小さなお子さんや妊娠した際にも
安心出来ますね。

ただし、この「スロープ」はある程度のスペースが必要なので
「家づくり」を始めた段階から、予定に組み込んでおきましょう。

⑥:照明

「バリアフリー」と聞くと、照明は関係なさそうですが...

実は、加齢に伴い視力も低下するため
照明も、バリアフリーには大切なポイントなんです。

例えば...
光源があると通常よりまぶしく見えてしまうため
「間接照明」を採用する。

夜中に使用できるように、フットライトを付けておく。

階段などの段差がある場合は
わざと陰影が出来るようにし、段差を認識しやすくする。

などがあげられます。


「暮らし」を考えると、家族のライフスタイルが重要なため
バリアフリーの家が必ずしも、今の暮らしに適しているとは
限りません。

ですが、後々の事を考えておきたい
介護が必要になるかもしれないといった場合には
「バリアフリー」のおさえておきたいポイントを
しっかりと確認しておきたいですね(*'▽')