元利か元金か...?

こんにちは、広報の福島です。

今日は、日差しの暖かい一日でしたね(o^―^o)

さて、今日はローンの返済方法

元利均等返済と元金均等返済についてご紹介します!
返済.png

住宅ローンの返済方法は、元利均等返済と元金均等返済の

2種類があります。

どちらを選ぶとよいのでしょうか...?

■元利均等返済

元利均等返済とはどういうものか...?

これは、金利が変わらない限り

返済額が常に一定になる住宅ローンです。

ほとんどの方がこの返済方法で

返済が進むにつれて、返済額に占める元金と利息の割合が

変わっていきます。
元利返済.png

「住宅ローンは、初めは利息ばかり払っている」

と、耳にしたことがあるかもしれませんが

初めのうちは元金に比べて利息の割合が多いです(+o+)

返済が進むにつれて利息分が占める割合がどんどん減り

返済額に占める元金と利息の割合が毎月変わっていきます。

元金と利息の合計を均等に返済していくので

元利均等返済と呼ばれます。

■元金均等返済

こちらについてはあまり馴染みが無いのではないでしょうか。

これは、住宅ローンで借りた

借入額の元金を毎月均等に返済していくという方法です。

例えば、2400万円を20年で返す場合...

元利均等返済であれば

元金の年間返済額は120万円になります。
元金返済.png
(住宅ローンの返済額が毎月減っていく)

それに対して、利息分は毎月変化していくことになります.

元金の返済が進むにつれて利息は減っていきますので、

一番初めの年の返済額が一番高くなります。

返済が進むにつれて、元金と利息を合わせた毎月の返済額が

減っていくことがこの返済方法の特徴です。

ですから...

「今はまだ子どもが小さくてあまりお金がかかっていない...

けど、将来的に子供にかかるお金が増える時期には

住宅ローンの負担を減らしたい!」

という考えの方に向いている返済方法だと言えます。

■元利均等返済と元金均等返済、どちらが有利なのか?

住宅ローンの借入額2000万円、返済年数35年

金利は最初から最後まで、

ずっと2%という条件で比較してみます。

〇 元利 

当初 66,262円 / 月

総支払額 27,825,861 円

〇 元金

当初 80,952円 / 月

総支払額 27,016,463円

→ 差額  約 81万円

このように、単純比較すると

元金均等返済のほうが有利になりました。

しかし、例えば元利均等返済で

毎月約81000円返済するとすれば...

返済期間は35年から27年へ短縮でき

元利均等返済のほうが約110万円も

返済額を抑えることができます!(^^)!

■住宅ローン2つの返済方法まとめ

・元利均等返済は金利が変わらない限り返済額は一定

・元金均等返済は初めが1番返済額が多く、毎月減っていく。

・単純比較では、元金のほうが有利

・返済額をそろえると、元利のほうが有利

「自分に合った返済方法を知りたい!」

という方は、お気軽にご相談ください<(_ _)>

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