ペアガラスで結露対策

こんにちは、広報の福島です。
 
 
 
寒くなると気になるのが、やはり結露!
 
 
 
そこで今回は、「ペアガラス」についてご紹介いたします(o^―^o)
 
 
IMG_3873.JPG

(出雲市K様邸)
 
 
 
ペアガラスの一番の目的は、

断熱効果を高めることです。
 
 
 
窓ガラス1枚隔てて外気の場合...

暖房をつけていても、ストーブを焚いていても、

窓ガラスを触るとすごく冷たいですよね💦
 
 
 
これは、窓ガラスから熱がどんどん逃げているからです。
 
 
 
これをペアガラスにするとどうなるかというと、

従来の一枚ガラスに比べて、

2倍の断熱効果があります。
 
 
 
 
ペアガラスの構造はどうなってる?
   
 
ペアガラスは、基本的に乾燥空気を充填させた

2層のガラスでできています。
 
 
 
ペアガラスを検索すると、必ず出てくるのが、

「Low-Eガラス」です。
 
 
 
Low-Eガラスとは、通常のフロートガラスの片側表面に、

非常に薄い金属膜をコーティングした

ガラスのことをいいます。
 
 
 
主な働きは、放射率を低く抑えることですが、

簡単に言うと放射しやすい(放射率が高い)と

熱を吸収しやすい、ということです。
 
 
 
Low-Eガラスには、高断熱タイプ遮熱タイプがあります。
 
 
 
高断熱タイプは、冬期でも太陽エネルギーを多く透過するので、

室内は暖かくなります。
 
 
また、暖房設備から出る遠赤外線を反射するので

暖まった空気を逃がさず暖房効率を高めます。
 
 
 
遮熱タイプは、夏期の強い太陽エネルギーをカットする一方、

高い外気温度を遮り冷房効果を高めます。
 
 
また、冬期は高断熱タイプと同様

室内の暖かさを外に逃がさず暖かいお部屋をつくります。
 
 
 
ともに断熱性能はほぼ同じなので

窓の方角や気候風土に適したタイプを

選択するのが省エネ上手といえます。
 
 
 
様々なペアガラス
 
 
・防犯ガラス + ペアガラス

・アルゴンガス入りペアガラス

(乾燥空気の1.5倍熱を伝えにくい!)

・真空ガラス + アルゴンガス入りペアガラス

・真空ガラス + 防音ガラス
 
 
 
これらのペアガラスは

リフォームで付け替えることも可能です。
 
 
 
ただ、ペアガラスにすることによって

既存の網戸が使えなくなる場合もあります。
 
 
 
ですが、100%結露しないわけではありません😓
 
 
 
 
ペアガラスでも結露する場合がある
 
 
「結露対策としてペアガラスにしたのに!😒」
 
 
なんて方、いらっしゃいませんか?
 
 
ペアガラスでも、100%結露しないわけではありません💦
   
  
  
「室温が10℃」で「湿度が60%」の場合、

1枚ガラスが0℃で結露するのに比べて、

ペアガラスは-9℃で結露が発生するといわれています。
  
  
  
ですが、湿度が10%増えて70%になった場合は

ペアガラスでも-3℃で結露します。
 
 
 
例えば、北側の部屋で換気されにくい状態だと、

換気が十分で日当たりのよい部屋より

結露しやすいでしょう。
 
 
 
ガラスだけペアガラスで、枠はアルミサッシだと

サッシに結露が出来ることもあります🏠
 
 
 
結露を防ぐためには湿度が重要ですので、

室内の湿度を下げることがポイントになってきます。
 
 
 
一番の結露対策は、湿度の管理です。
 
 
 
冬場でも、湿気の溜まりやすい場所は

換気や除湿に心掛けて、湿度を管理してみましょう😊

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