「家づくり」の道のり ~防水工事・外壁工事~

こんにちは、広報の岡です。

 


今日は、「防水・外壁工事」編です(*^▽^*)

雲南市T様邸の現在の進捗情報と共にご紹介します😄

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(雲南市T様邸:防水シート)

外壁工事(透湿防水遮熱シート)の工事の流れ


 

防水工事は家を長持ちさせるために

とても大切な工程になります🏠

透湿防水遮熱シートは、

外壁耐力下地材の上にタッカーで留めながら貼っていきます。
 

この透湿防水遮熱シートは、

外壁の仕上げ材の内側に侵入してきた雨水を

防ぐためのものです。

 


そこで大事なのは、シートの重ね代です。

 

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( 雲南市T様邸:防水シート) 

 

重ね代は、100mm以上が基本ですが、シートそのものに

重ね代を何mmとするべきか記載されていることが多いので、

これを守るようにします。

 


通常、この透湿防水遮熱シートはロールになっていて、
 
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( 雲南市T様邸:防水シート) 

 

横方向へぐるりと建物を巻いていくように貼っていきます。

なので、重ねる部分に水が入らないように、

下から順に、上側のシートを上に重ねるように貼っていきます。

建物の角の部分では、透湿防水遮熱シートで巻くように張り、

角部にシートの切れ目をもってこないようにします。

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( 雲南市T様邸:防水シート)

さらにサッシ周りは、特により慎重で丁寧な施工が求められます😄

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( 雲南市T様邸:防水シート)

防水テープを貼って隙間ができないようにします。

 


外壁仕上げの建築工程

透湿防水遮熱シート施工の後、胴縁を施工していきます。

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(雲南市T様邸:通気胴縁)


通気胴縁で通気層を確保し、壁内結露を抑制します❕


そして、胴縁の上にサイディング材を施工していきます。

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(雲南市T様邸)

サイディングは、外壁面の一番下から順に施工していきます(*^▽^*)

断熱工事~完成編は次回お届けします(*^▽^*)

「家づくり」の道のり ~棟上げ~

こんにちは、広報の岡です。

 
 


今日は、棟上げ編です(*^▽^*)
 

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(雲南市T様邸棟上げ)

 
 


棟上げでは、土台、柱、梁と施工していきます❕❕✌

 


まず、1階部分の土台の上に柱を立てていきます。

 


土台から2階の天井部にある軒桁まで通す柱が「通し柱」で、

土台から2階の床部にある胴差までの柱が「管柱」です。

 


この胴差から軒桁までの柱も管柱です。

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(雲南市T様邸棟上げ) 


ちなみに、柱の間にある細い柱のようなものは「間柱」といい、

柱の二つ割りの寸法になります。


土台と柱は、ホールダウン金物やアンカーボルトL字金物で緊結します。
※これらは、地震などで柱が抜けたりしない為に非常に重要な金物となります!!
 アレックス創建では、第三者機構にこの金物が正確に配置・取付されているか検査してもらってます。
 絶対に見落としなどあってはならない重要な工事になりますので、
 二重チェックで確実な作業を心がけています(^^)/
 


サッシが入る位置には、窓の枠組みを作ります。

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(雲南市T様邸棟上げ)
 

窓の上端の部分が「窓まぐさ」、下端の部分が「窓台」です。

 


そして、胴差や梁といった横架材で、

柱と柱を水平方向につないでいきます。

 


このとき、柱と梁は「羽子板ボルト」でしっかりと留めます。

 


1階では「仮筋交い」を設置しておきますが、

次の工程に進む前に、柱の垂直を確認して傾きを直し、

仮筋交いも調整しておきます。

 
 

次に、2階の構造用合板(剛床)を張っておいてから、

2階部分の胴差から軒桁までの管柱を設置していきます。
 


 
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(雲南市T様邸棟上げ) 

2階の柱を立てれば、桁や梁といった横架材で

柱を水平方向につないでいきます。
 

2階の天井部の梁から上に、

小屋束・母屋・垂木・火打ち梁・棟木、野地板

と設置していきます。
 

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(雲南市T様邸棟上げ)
 

これらを小屋組といいます。

 
 


棟木まであげれば、上棟です🙌

(※上記の工程は、現場によって異なることもあります。)


 

次回は、外壁工事・防水工事です❕😆
 
 

「家づくり」の道のり ~土台工事~

こんにちは、広報の岡です。

 

コロナウィルスの感染拡大の影響が様々な場所で出ていますね。


買い物にも気を遣うような毎日ですが

皆様も、十分お気を付けくださいm(__)m



さて今日は、土台工事編です❕


 

基礎工事が完成すると、次は土台敷きです。

 


借り暮らしのアリエッティというジブリの映画、

ご覧になったことはありますか?

 


実はあの映画には、アリエッティが

基礎の換気口から出入りしているシーンがあります

あれは、床下と外部の換気を目的としています。

 


現在は、換気口から進化して、

土台の下に基礎パッキンというものを敷いていきます。

 


基礎パッキンは、空気が通る構造になっていています😄

 
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(雲南市T様邸) 

コンクリートと木材の間に見える

黒いものがパッキンです!


 

次に、土台や大引が搬入されてきます。


 

プレカット工場で予め加工された材料ですが、

現場でただ組み立てるだけでよいというわけではありません。


 

材料に記載された記号を参考に、

プレカット図を見て材料との照合をします。

 


そこから、土台に『防蟻材』を塗って木材を設置位置へおいていき

間違いがないか図面と照合した後、アンカーボルトを締めます。

※アレックス創建ではこの防蟻材にもこだわっています!!
化学薬品を一切使わない自然・無害・安全の防蟻材(レーベン・キュアー)
特殊微粉末木炭と天然鉱石を配合した、天然素材の防蟻材です。
シロアリを殺すのではなく、寄せつけない忌避効果が抜群です。
人体に影響がなく、環境にもやさしい塗料です。
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土台が敷き終わると、次は断熱です。

床下から冷たい空気が部屋の中に入ってこないように

しっかりと断熱材を敷き詰めていきます!!
 
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(雲南市T様邸)


最後は雨が降っても大丈夫なように

しっかりと養生をして

次はいよいよ棟上げです!(*^▽^*)
 
 

「家づくり」の道のり ~基礎工事~

こんにちは、広報の岡です。

 
 


今日は、基礎工事についてです(*^_^*)

 
 
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(雲南市T様邸)

 


前回は地盤の調査方法を中心にご紹介しました。


 

続いて行われるのは基礎工事です。

 


基礎工事も様々な工程があります!


 

基礎をつくるための作業

まず、建物の基礎を作るために土を掘削し、それを平らに仕上げます。


 

これを根伐り、床付といいます。

 


次に、砕石を5cmほどの厚みで敷き、転圧します。

 
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(雲南市K様邸)
 
 
 


続いて、砕石の上に防湿フィルムを敷いて、

外周部には捨てコンと呼ばれる下地となるコンクリートを

深さ5cmほど流し込み、平らな面を作ります。
 

 
 
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(雲南市K様邸)
 
 


そして、基礎のコンクリートを流し込む前に

配筋作業を行います。

 


ベタ基礎の場合は、耐圧盤と呼ばれる床面が必要となり、

立ち上がり部分と一緒に鉄筋が組み込まれます。

 


いよいよ、基礎のコンクリートを打設します。
 

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最初に耐圧盤、それがしっかり硬化すると立ち上がり。

 


コンクリートが水としっかり化学反応を起こして固まるように、

水分が逃げないように養生します。

 


養生しないと、夏場は急激に乾燥したり、冬場は凍結して水分がなくなったり、

ひび割れの原因となります💦


 

養生のあと、型枠を外すと、基礎の完成です。

 


建築基準法では、基礎の地盤面から立ち上がりの高さは

30cm以上となっています。

 


立ち上がりの高さがあると、

雨の跳ね返りや、地面からの湿気の影響を受けにくくなり、

木部の劣化、白アリの被害の低減などにつながります。

 


この高さが不足していることによるトラブルもあるそうなので

施工中には現場に足を運んで、いろいろとチェックしておくと

良いかもしれません😄

 

 


意外な出費?ライフライン整備にかかる費用や特殊仮設工事費目
 

例えば、購入した土地が畑だった場合はライフラインは未整備状態。

 


上水道を引っ張ってくる、下水道は道路より高く...

 


など、場合によっては200万近くかかるケースもあります。


 

もう一つ、意外な出費は「特殊仮設工事」なる費目❕

 


これは、周辺の道路が狭く、職人さんの車を駐車したり、

荷下ろししたりするスペースがない場合に生じるものです。

 


離れた場所に駐車場を借りたり、そこからの運搬をしたり、

ガードマンを立たせたりするなどといったことになると、

数十万円かかるケースもあるのです💦


 

契約後に意外な出費で困らないように、

予め調べておきたいですね🙂
 
 

「家づくり」の道のり ~地盤調査~

 

こんにちは、広報の岡です。

 
 


「家を建てるぞ!」

 
 


とスタートし、着工してから...

 


どんな工事が行われているかご存じでしょうか?

 


今日からは、数回に分けて「家づくり」の現場が

どうやって進んでいくのかご紹介していきたいと思います(o^―^o)


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木造軸組工法の場合、工事に着工するまでに

敷地調査や建物のプランニングを行ってから、

住宅の建築が始まります。

 


1.地盤調査と地盤改良・地盤補強工事

2.地縄張り・遣り方

3.地業工事

(掘り方・割栗石・砕石・転圧・防湿シート・捨てコンクリート)

4.基礎工事①

(基礎配筋)

5.基礎工事②

(基礎の底盤部分のコンクリート打設)

6.基礎工事③

(基礎の立ち上がり部分のコンクリート打設)

7.木工事

(土台敷き)

8.構造躯体

(建て方:柱、小屋組など、上棟まで)

9.屋根工事

(野地板・ルーフィング・屋根仕上げ材)

10.外壁工事①

(防水工事:透湿防水シート)

11.外壁工事②

(外壁仕上げ)

12.断熱工事

13.ベランダ防水工事


 
 

地盤調査って、どんなことをしているの?


 
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木造住宅でよく使われる方法に

「スウェーデン式サウンディング調査」があります。
 

先端がキリ状の器具に荷重をかけ、25cm下がるまでに

ハンドルを何回転させたかによって、地盤の強さを表します。

その値を、N値と呼びます。

 


深度10mまで測定することができます。

 


費用は比較的安価で、1か所を調査する場合2万円前後です。

通常は5か所を調査するので、5万円から10万円ほどです。


 

次に、ボーリング調査は最も基本的な地盤調査方法です。

 


正確な地盤調査ができる反面、かなり費用がかかるため、

中規模以上の建物を建てる場合はこの方法を使いますが、

一般の木造住宅ではほとんど使われません。

 


高台の場合は30万円前後、

低地の場合は80万円ほどになることもあるそうです💦

 


調査方法は、先端にサンプラーを取り付けたロッドの上に

63.5kgの重りを76cm自然落下させて打撃します。

 


サンプラーを地面に30cmめり込ませるのに要する打撃数をN値といい

それによって地耐力がわかります。
 

同時にサンプラーで土を採取し、

砂質土なのか、粘性土なのかを調べることができます。

 


そして、表面波探査法です。

 


表面探査法は、地表から地中に向けて振動波を発信し、

地盤の硬さを調べる方法です。

 


硬い地盤ほど新藤派が速く伝達する性質を活用し、

振動波の反射時間によって、地盤が硬いか柔らかいかがわかります。

 

 

地盤調査の結果によっては改良の必要もある。

 


建築を依頼する会社が決まると、まずは地盤調査を行います。

地盤は建物を支える土台なので、どんな状態であるかの確認は

必要不可欠になってきます❕

 


軟弱地盤がある場合は、地盤の改良工事を行います。

地盤改良には良好な地盤までの深さによって、

 


表層改良工法(軟弱地盤が2mくらいまでの場合)

柱状改良工法(軟弱地盤が2m以上8mまで)

鋼管杭工法(軟弱地盤が2m以上で深度30mくらいまで施工可能)

の3種類があり、軟弱地盤が浅いほど費用は安くつきます。

 


土地は、状態によっては地盤改良工事に

多額の費用がかかることがあります💦💦

 


メリット、デメリットを知ったうえで購入するか、

事前によく調べることをお勧めします😌
 
 

家の形②  最も圧縮すべきコストとは? 

こんにちは、広報の岡です。

今日は、昨日の続き『家の形』圧縮すべきコストについてです❕

 

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土地の日当たりの良さにこだわらない❕

土地は、人気があるものほど値段が高く値段が高い順に売れていきます。


 

一般的に日当たりが良い土地は人気があるため

日当たりが良い土地は全て

必然的に価格が高く設定されるようになっています。

 
 


ですが、日当たりが良い土地に建っている家を見みると...

 
 


南に大きな窓をたくさんつけているものの、

その全ての窓にカーテンを設置し、

一日中ずっと閉めっぱなしになっていることも💦

 
 


これは、外から丸見えになるからですね。
 

また、暑さや紫外線のキツさも原因の一つです。

これでは、せっかく日当たりが良い土地を買ったのに、

その良さを全て殺してしまいますね😓

 
 


暗くて閉鎖的な家をつくってしまう典型的な例なのですが、

一方で、たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても、

設計の工夫1つで、明るくて開放的な家をつくることが出来るのも、

多くの方が知らない事実だったりします❕

 


土地の形の良さにこだわらない❕

 


土地の価格は、形の良さにも左右されます。

 


もちろん、形がいい土地の方が価格設定は高くされていますよね?

 


しかし、土地の形が良いことと

住みやすい家をつくることが出来ることとは別の問題です。


 
 

土地の形が悪くても、設計によってそのデメリットを解消し、

かつ、その土地が持つメリットを活かすことで、

より住みやすい家をつくることが出来ます❕

 
 


確かに、四角じゃない土地は、

決してパッと見の印象が良いわけではないし、

見ただけではイメージが湧きにくいと思います。

 
 


それゆえ、多くの方が敬遠しがちなのですが、

こういった土地は、その分価格設定が安くされており

人気がない分、より大胆に価格交渉も出来たりします😄

 
 


また、焦って土地の契約をする必要もなく、

比較的ゆっくりと「家づくり」を進めることが出来る

というメリットを持っています。

 


無駄に広い土地を買おうとしない❕
 

なにも建っていない土地を見ると

ずいぶんと狭く感じてしまうものです。

 


それゆえ、多くの方がより広い土地を求めようとします。

 


ですが実際の所は、思っているよりも

遥かに大きな家をその土地に建てることが出来るものです。

 


例えば、50坪という広さがあれば、

充分平屋を建てることができるぐらいのゆとりがあるし、

どれだけ大きな平屋を建てようと思っても、

60坪もあれば充分だったりします。

 


また、土地の単価が高い地域を考えているのであれば

少しでも土地の面積を小さくすることが

土地価格圧縮には欠かせないポイントとなりますね☝

 


仮に、50坪という広さを40坪まで縮めてもらったとしても、

わざわざ窮屈で住みにくい総二階建ての家にする必要はなく、

平屋に近い2階建ての家を充分建てることが出来ます。

 


加えて、土地の広さを最小限に抑えることは、

庭の工事費用を最小限に抑えることにもつながります。

 


そもそもの工事面積が小さければ、

その分工事費用がかからないわけです😌

 
 


常識の真逆こそ成功のカギ!?

これら3つのことは、

世間の常識とは全て真逆のことばかりかもしれません。

ですが、土地価格を劇的に圧縮するためには、

以上の3つのことを、しっかりおさえた上で、

土地探しをしていただく必要があります。


 

常識にこだわり過ぎて、

無駄に土地にお金を使い過ぎないように

気を付けていただければと思います😄