住宅ローン審査に通らない!?

こんにちは、広報の福島です。


さて、今日は住宅ローンの『審査』についてです!

ローンの返済プランに関して幾つかご紹介しましたが
「肝心の審査は通るかな...。」
と不安になりますよね。

仮に審査が通らなくても、その理由は教えても得ないことが殆どです(^^;)

では、審査に通るための重要なポイントは何でしょうか...?
無題42.png


まず、住宅ローンの審査には『事前審査』と『本審査』があり
事前審査は金融機関が、本審査は保証会社が審査を行います。

(保証会社のない【フラット35】やネットバンクは
金融機関が行います。)

まず、審査で大切なポイントに
・借入時と完済時の年齢
・健康状態
・担保評価
・勤続年数
・年収
・職業・職種・雇用形態
などの『本人の属性』が挙げられます。

これらは、殆どの銀行がチェックしており
例えば、多くの銀行は完済時の年齢を「80歳未満」と定めているため
「35年ローン」を組むには、借入時の年齢は「44歳まで」になります。

更に、60歳・65歳には定年退職を迎える方が多いため
40歳を超えている場合は、審査が厳しくなります😢

また、逆に20歳などと若くても
勤続年数が3年未満・年収が300万円未満であったり
また、正社員・固定給ではない場合
同じく審査が厳しくなってしまいます💧

ただし、金融機関によっても審査基準や優先度は異なるため
絶対に審査が通らないという事でもありません🙂

更に、年収は借入金額にも影響されるので
借入額が高ければ高いほど、年収の基準も高くなるという風に
必ずしも、審査基準が同じとは限りません...。




次に、『信用』も大切なポイントです!

審査に通るか否かは
「借入主に返済が可能かどうか」
が見極められているわけです。

ですので、過去にローンの滞納があると
審査は一気に厳しくなります💧

また、他にも消費者金融からの借り入れがある場合も同じで
一般的に都市銀行では、事前審査に通りません😢

地方銀行では、特に問題視していない金融機関もあるそうです。

「消費者金融ではないけれど、車のローンが...。」

という方は多いでしょう。

この場合は、住宅ローンの借入れ可能額が
少なくなるので注意してください。

他にも、税金を払っていない、離婚・再婚(慰謝料・養育費の関係)
も、審査が通りにくくなります😢



更に『担保評価』です。

住宅ローンを組む際には、
購入した物件に対して「抵当権」が設定されます。

評価が低いと、借入可能な金額が少なくなる事もあるので
注意して下さい。

こちらは、本審査でも大きなポイントとなります!

保証会社は、ローンの返済が不可能になった際に
借入主に代わって金融機関に支払いを行います。

そのため、借入主が購入した家を差し押さえて競売にかけます!

ですが、その際に家の売却価格が低いと
保証会社はお金を回収できないわけです。

そのため、担保評価をチェックして
もしもの時に役に立つか確認します。



最後に、『健康状態』も重要です。

団信に入れるかどうかが、ポイントですね☆

因みに、事前審査から本審査の間に借入主の状況は変わった場合は
返済に影響がないか、再度審査が行われます。

事前審査に通ったからと言って
車のローンを組んだり、転職したりするのはやめましょう。

事前審査には通ったのに、本審査で落とされてしまった
という事も、十分に起こりえます。

事前審査では、年齢や年収といった『本人の属性』『信用』から
「安心してお金を貸せる人かどうか」を調べます。

本審査では物件の『担保評価』と、
本人の『健康状態』(団信に加入できるか)を主に調べます。





これらの条件から

「では、どうする?」

と、頭を抱える方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、審査基準が分かれば、事前に準備する事も可能です。

年収に不安があるのなら夫婦ペアローンを組んだり
フリーランスだったら、働き方を重視しない金融機関を探したり...

資金計画の見直しや、金融機関の選び方を変える事によって
無事にローンを組む事が出来ます。

それでも不安😢という方は、
一度プロに相談する事をお勧めします。

もちろん、アップホームでも
随時ご相談受け付けておりますので
気になる方は、お気軽にご相談ください(o^―^o)