木造住宅の寿命は?


こんにちは 広報の岡です🙋

 
 


今日も朝からいいお天気🌞
梅雨の中休みですね(*^-^*)
 
 


木造の寿命30年ってほんと?
こんなお話を聞かれたことはありませんか?
 

今日は、木造住宅の寿命についてのお話です🙂

 


国土交通省がこれまで公表してきた資料によれば、

木造の寿命は27年ないし30年としているケースが多いようです。
 

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ところが、こうした数字は取り壊された建物の築年数であったり、

建物の新築数を取り壊した数で割った数字であったりして、

実態を反映した正確な数字ではないのです。

 


つまり、木造住宅の「寿命30年」の根拠とは、

実はだいたいが「取り壊した住宅の平均築年数」
 


現実には、築40年・50年経過してもまだ取り壊されていない

十分に使用できる建物も多く、

これが一般的な建物の寿命を正確に表しているとは言えないのです。






では、実際はどのくらいなのでしょう🤔





住宅の寿命については多くの研究がありますが、

早稲田大学の小松教授らが行った

「建物の平均寿命推計」の最新調査(2011年)によれば、

木造住宅の平均寿命は64年としています。



おそらく今後はもっと寿命が伸びることになるでしょう。

所有者も意識するだけで、格段に寿命は伸びるはずです💪



また、建物の寿命をのばす技術も、時間の経過とともに進歩しています。

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約10年前に100年住宅ブームが起こり、現在建てられる住宅は

100年程度もつための耐久性や強度は備えていると言われています。
 

では、もっと寿命をのばすには・・・。
 

数世代にわたってもつ構造躯体の耐久性や、

大地震後も使用可能な高い耐震性が必要になってきます❕

 

今は『人生100年時代』と言われている社会ですが、

数世代にわたって長持ちするような家づくりを実現するためには

まだまだたくさんの課題をクリアして

住宅をどんどん増やしていかなければいけませんね😌