使いやすい収納

こんにちは、広報の福島です。


さて今日は、皆さんが気になる
「収納」についてです(o^―^o)
 
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掃除の手間を最大限に減らすためには、

出来るだけホコリが溜まる場所を

つくらないようにすることが大切です。

 
なんといっても、窓枠・カーテンレール・棚の上など

溜まったホコリの掃除は一番厄介ですよね(^^;

 
そして、もう一点掃除の手間を大幅にカットするために、

知っておいていただきたいことが

出来るだけ「片付けがしやすい家」にするということです。

 
片付けがしやすく、いつもスッキリと片付いていれば、

いちいち溢れたモノをどけながら掃除機をかけたり、

拭き掃除をしたりする必要もなくなるため、

面倒くささが最大限に解消されるからです!

 
では、片付けやすくいつもスッキリした家にするには、

一体どのようにすればいいのでしょうか??


管理しやすい収納をつくる

片付けやすい家にするためには、

収納テクニックでそれを解決するのではなく、

根本的に設計によって解決するようにしなければいけません。

 
まず、多くの収納は、奥行きの深いものが作られています。

奥行きが深い収納は、実際に使える深さが80cm程です。

奥行きが大きくなれば沢山のモノを置けるメリットはありますが

日用品や薬、郵便物や書類といった小物の置き場となるLDKに、

このような奥行きが深い収納をつくってしまうと、

モノの在処が分かりにくくなるというデメリットも。

 
どこに置いたか分からなくなってしまったり、

あるのに同じモノを再び買ってしまうという

事態を引き起こしやすくなります(>_<)

 
 
収納の奥の方に置いた収納ボックスなどの前の

空いたスペースにとりあえずちょっとだけモノを置いておこうと、

どんどん色んなモノを置いてしまい、

やがて奥に置いてあるものがスッカリ隠れてしまうからです。

久しぶりに棚の中を片づけていると

「こんなところにあったんだ!」

というモノがぞくぞくと出てきたことがある方も

いらっしゃるのではないでしょうか...。

 
手前が空いている分

「とりあえずちょっと置いておこう」

が多くなり、結果的にごちゃごちゃとモノが散乱...

 
更に、どんどんモノが増えていき

それらを置く場所がさらに必要になると...

「うちの家は収納不足だから全然片付かない!」

という負のスパイラルに陥ってしまいます。

 
もちろん、モノが溢れることにより片付かないだけじゃなく、

無駄な出費を無意識のうちにしてしまっているわけなんです。

 
管理しやすい収納とは?

 
人間は単純な生き物なので、複雑になればなるほど

脳がその情報を処理出来なくなっていってしまいます。

 
つまりモノが増えれば増えるほど、

管理能力が追いつかなくなってしまうというわけです。

それゆえ、まず大切なことは無駄にモノが増えるような

収納をつくらないということです。

そのためには、何を収納したいのかを

考えておくことが必要です。

 
例えば、大きな荷物を置くことの多い勝手口周りや

季節家電、ひな人形、アウトドア用品は奥行きの深い

収納スペースが必要な事が多いです。

反対に、細かいモノをしまっておくことが多い1階には

全てのモノが固まるように収納を配置し

壁面を最大限に使って、奥行きがちょうどいい棚を作ると

管理しやすい収納になるのではないでしょうか(^_^)
 
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こうすることで管理しやすくなるだけじゃなく、

家の中のドアの本数も必然的に減るので、

自然とコストダウンにもつながってきます。

 
そもそも人間は複雑になればなるほど、

どんどん管理が出来なくなってしまいます。

 
断捨離が流行るのも、そのためでしょう!

 
家が片付けやすいかどうかは、

どのくらい、収納スペースが必要かを把握し

いかに、管理しやすい収納をつくることが出来たのか?

ということに左右されます。

 
使う場所に収納できる、というのも大切です。

収納スペースを減らそう!と思っても

必要なスペースさえも失くしてしまっては

やはり使い勝手の悪い家になってしまいます(-_-;)

 
間取りを考える際には、しっかりと

「管理しやすい収納」を

つくるようにしていただければと思います😀